とくにもやまにも事務局です。
過去記事でも取り上げさせていただいた、1月25日(土)に山口県下松市・桜雲洞にて開催された講座【坂本杏苑先生『和漢朗詠集を書く』】について、レポートいただきました。
坂本杏苑先生『和漢朗詠集を書く』に参加させていただきました。
まずは日本における漢字とかな文字の歴史的な変遷の概略を書家目線でのお話を伺い、その後は実際に坂本杏苑先生の「和漢朗詠集」を題材に実際に“筆で字を書く”場を拝見させていただきました。
漢字、かな文字、和様漢字、変体仮名、二行、散らし書き、連綿、意連、様々なお話や解説を伺いながら、目の前に生まれる文字だけでなく、筆法や文字が書かれる様を目の前で見させて、、、というより、「文字が現れる」その場に息を呑みながら同座させていただける機会でした。スマホやパソコンで簡便に文章を書くようになり、実際に文字を書く機会が明らかに減った今、日本の文字の美しさ、文字を書くこと、書かれた文字、様々な面で学びや気づきをいただける豊かな時間でした。
(てんのえ 繁永政志)
(写真提供・ヨシガカズマ)
とくにもやまにもでは、地域のイベント情報をご紹介させていただきます。
Instagram DM(@tokunimoyamanimo)、もしくはEメールにてご連絡ください。
tokunimoyamanimo@gmail.com