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空のもっと先のソラヘ – 写について3

神聖ということば*

神聖とは何か。
明確な定義は持たないけれど、それは「言葉より先に感じてしまうもの」だと思っている。

私の中の神聖さには、キリスト教の影響がある。
完全に清められた存在。罪や穢れのない、垂直に立ち上がるような精神性。
それは、内側に静かな緊張感をもたらす。

一方、日本の神社仏閣や自然の中で感じる神聖さは、水のように横へ広がる。

光、風、柱の軋み、誰もいない空間に漂う気配。
透明で清らかで、どこか懐かしい。

 

ひとつは垂直の「聖」。もうひとつは水平の「聖」。
私はそのあいだを行き来しながら、目には見えない“気配”を映像として掬い取ろうとしている。

神聖さは信仰の話ではなく、感性の深部とつながる静かな領域のことかもしれない。

 

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