♪セブン〜セブン〜セブン〜セブン〜〜
♪セブン!セブン!セブン! (プゥァォーーン)
♪セブン!セブン!セブン! (プゥァォーーン)
とお馴染みの主題歌が鮮烈な1967年の作品。現在は「ウルトラマン」に続くウルトラマンシリーズ第3弾に数えられるが、放映当時は「ウルトラマン」と本作の間に東映製作の「キャプテンウルトラ」が挟まっていた。
「ウルトラマン」は、あらゆる意味において怪獣が主役となる「TV怪獣映画」だったが、この「ウルトラセブン」は地球防衛を担うウルトラ警備隊が主役となる「TVSF映画」を志向。ほぼ全話が、宇宙からの侵略者に対する防衛戦を描いており、そこにマレビト(M78星雲の宇宙人)たるモロボシ・ダンことウルトラセブンが介入することで、地球人の二面性(善良性と攻撃性)を描出する。現在でも多くのファンに支持される硬質なドラマが特徴だ。

後年リリースされたベスト・サントラ盤。冬木透(蒔田尚昊)先生の迫力ある音楽を堪能できる。
既に名作として語り尽くされている感はあるが、実のところ話によって完成度は結構凸凹していて愛おしい。
私がこの作品に初めてガッツリ触れたのは、以前書いたように中学生時分の夏休み集中再放送だったのだが、夏休みの平日日数に収めるためか、傑作選のようなものになっていた。
後年、DVDで初めて全話鑑賞すると、その「傑作選」に漏れたエピソードの中に、あまり印象に残らないものがあったりして、結構驚いた覚えがある。今ではどのエピソードも大好きだが。
そうそう、DVDで特筆すべきは、本作がウルトラマンシリーズ中、最も早く1999年にDVDでリリースされ、しかも「デジタルウルトラプロジェクト」という、当時まだ珍しかった全面デジタルリマスタリングが施された商品だったこと。
その画質たるや、現在の目で見ても遜色ない衝撃的な美しさ。コストの関係もあってか、しばらく円谷プロ以外の作品に関してはリマスター商品がほとんど発売されなかったので、突出した満足感があった。
以降も、「ウルトラQ」を除くウルトラマンシリーズでは、やはり本作がBlu-ray BOX発売の嚆矢だったり、4Kリマスター放送第一弾だったり、Ultra-HD Blu-ray BOXが最初に発売されたりと、常に先頭を走っている。それほどファンが多いということだ。

4Kリマスター版を収録したUltra-HD Blu-ray BOX。16mmネガフィルムに含まれる情報を極限まで引き出した映像美が魅力。
もう一つ忘れてならないのは、モロボシ・ダンがセブンに変身するときに使う眼鏡「ウルトラアイ」。
ウルトラアイを着眼して頭から徐々にセブンに変わっていくシーンは、効果音も含めて問答無用に格好良く、当然ウルトラアイが欲しくなるわけ。そしてやっぱり売っていない(笑)。
幼い頃は段ボールを切り抜いて自作したりしていたが、大人になって東京出張に行った際、円谷プロ公式ショップで売っていたのが、モロボシ・ダン役・森次晃嗣さんのサイン入りウルトラアイ! これは本当に嬉しかった。

当時のプロップ(小道具)はセルロイド素材だったと推測される。その感触に近付けたこだわりの仕様が嬉しい。
これが後年続々と発売される「本物っぽい変身アイテム」の収集に繋がるのである…。
