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7.鳩笛 下川原焼き

鳩笛 下川原焼き

青森県弘前市


見つけたら何個でも買ってしまう青森県弘前市の鳩笛です。色合いがとても可愛いです。家に鳩の群れができてしまっています。

土でできていて中が空洞の作りになっています。尻尾が吹き口です。実際に吹いてみたことありますが「ホー」と結構大きい音がします。本当に鳩の鳴き声です。朝方姿は見えないけど「ホホーッホホー」って鳴いているあの鳩の声が本当に出ます。

下川原(したがわら)という地名はないみたいですが弘前城の南あたりの桔梗野という地域が下川原と呼ばれていて、そこで作られていたので下川原焼きとなったそうです。
江戸時代に陸奥弘前藩九代藩主の津軽寧親(つがるやすちか)が、津軽に子供達の玩具が少ないことを憂い、庶民に冬の暇な時に作るように命じたことが始まりと言われています。

今では下川原焼きを製作されているところは二軒しかないようです。全てが手作業で行われ、他にも様々な色合いの鳩笛や津軽の風俗や行事を表現した人形が作られています。

私は漢字が弱いので東北の地名は本当に読めません。弘前は「ひろまえ」、八戸は「はちと」と読んでいました。こうやって文章を書くことによって勉強になります。

ちなみに八戸にはせんべい汁という名物があります。肉や魚、野菜、きのこなどが入った醤油ベースの鍋に南部せんべいを割って入れて食べる料理です。馴染みがなく味の想像がつきにくいですがスープを吸った南部せんべいがふわふわになってとんでもなく美味しいです。せんべい汁用の南部せんべいは硬めに作られているみたいなので溶けにくく美味しく食べられます。ぜひお取り寄せしてみてください。

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